現役看護師のてんちゃんです♪
感染対策に敏感になっている今日この頃…。
いろいろな情報が飛び交っていて、正しい風邪の予防法がわからない!!
このようにお悩みの方がいらっしゃると思います。
今回は、現役看護師の私が実際にしている『プロの風邪予防法』を、基本編と応用編に分けてご紹介します!
ちなみに、この方法を実践し始めてからは1度も風邪を引いていませんので、効果は絶大ですよ♪
看護師のリアルな風邪予防法【基本編】
まずは、【基本編】からご紹介します。
手指衛生とこまめな飲水
手指衛生とは、手や指を清潔に保つことを意味します。
つまり、手洗いや手指消毒のことです。
いろいろな物に触れる「手」には、見えない細菌やウイルスがたくさんついています!
ここで、手指衛生のタイミングを理解しておきましょう♪
そして、手指衛生と共に重要なのが「こまめな飲水」です。
手洗いときたら、うがいじゃないの?
確かに、うがいは必要です。
しかし、1日に何度もうがいをするのは、現実的に難しくありませんか?
そこで!
お水やお茶などをこまめに飲むことで、喉についている細菌やウイルスを胃の中に落としてしまいましょう!
胃の中には胃酸があるので、ほとんどの細菌やウイルスは死滅します。
また、飲水をすることで口腔内の潤いも保たれるので、一石二鳥です!
手指衛生とこまめな飲水は、習慣にしましょうね♪
お口の中を清潔に保つ
口腔内には、300〜700種類の細菌が生息していると言われています。(引用:日本訪問歯科協会 抜粋)
その中には、ヒトの免疫力が低下すると増殖し、病気を引き起こす細菌も含まれています。
風邪や病気にかかるリスクを下げるために、口腔内の清潔を保つことが大切です!
外出先で歯磨きをする時間がない時は、マウスウォッシュの使用をおすすめします!
持ち運べる個包装タイプがおすすめです♪
その場に合った方法で、いつもキレイな口内環境を目指しましょう♪
規則正しい生活を送る
健康の面から言うと、毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝るのが理想です。
前に勤めていた病院で夜勤をしていた時は、よく体調を崩していました。
生活リズムを整えることの大切さを、身をもって感じています。
生活習慣を変えることは簡単なことではありませんが、すべての基本となる部分ですので、ぜひ見直してみてくださいね♪
1日1回は太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることで得られるメリットはたくさんあります!
ビタミンDは、骨を丈夫にしたり、免疫機能を調整してくれます。
また、日光を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌も促されるので、うつの予防やストレス緩和に役立ちます♪
睡眠時間を十分にとる
睡眠は、6〜8時間とることが目安と言われていますが、これは絶対的な基準ではありません。
年齢や体質などにより、最適な睡眠時間には個人差があるためです。
朝スッキリと起きられる、十分な睡眠をとるようにしましょう。
*睡眠は時間だけではなく、「質」が超重要です!
「睡眠の質」でお悩みの方は、こちらの記事をご参照ください。
私が愛用中のオーダーメイド枕についてまとめてあります♪
栄養バランスを考えたご飯を食べる
五大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)をもとに、バランスの良い食事をしましょう。
食事でとることが難しい場合は、栄養補助食品に頼るのも一つの手です。
食事のバランスをチェックしたい方は、こちら(meiji 食のバランスチェック)へ♪
看護師のリアルな風邪予防法【応用編】
続いて、【応用編】をご紹介します。
手荒れをさせない
手荒れと風邪予防に何の関係があるのでしょうか?
手荒れは、手指の皮膚が乾燥し、炎症を起こした状態のこと。
手が荒れてしまうと、さまざまな病気にかかる危険性が高くなります。
手荒れを予防するために、手洗い・手指消毒をした後は、ハンドクリーム等で皮膚を保護していきましょう!
私はプロペトを愛用しています♪
身体を冷やさない
体温の正常値は、36.0〜37.0度。
それよりも低ければ低体温、高ければ発熱状態です。
体温が35.0度台の方もいると思いますが、要注意!!
体温が1度下がると、免疫力は約30%下がると言われています。
また、35.0度台の体温では、がん細胞も活発に動きます。
体温が低いことのメリットはほとんどありませんので、今すぐに体温を上げる努力をしましょう!
ちなみにわたしは、夏でも腹巻きをしています!
冷房の効いた部屋では身体が冷えてしまうからです。
私が愛用している腹巻きは、薄手で使いやすいですよ♪
手で顔を触らない
手洗い・手指消毒を徹底していても、手には見えない細菌がついています。
顔には、目や鼻、口などの粘膜部分がたくさんありますよね。
細菌のついた手で顔や粘膜を触ると、病気にかかるリスクが上がります。
顔を触る前には必ず手を洗うか、ティッシュなどを使用して顔に触れるようにしましょう♪
喉を乾燥させない
喉の粘膜には、繊毛(せんもう)と呼ばれるとても小さな毛が生えています。
繊毛は、細菌やウイルスを身体の外へ出す「繊毛運動」をしているのですが、乾燥するとその動きが弱くなります。
すると、細菌やウイルスを身体の外へ出せなくなり、風邪にかかりやすくなってしまうのです。
私は夜寝る時に、部屋を加湿することはもちろん、ガーゼマスクをつけるようにしています。
口呼吸をしてしまう方は、鼻呼吸テープを貼るのも効果的です♪
補足にはなりますが、「鼻毛を抜く」のも良くありません!
鼻毛は、細菌やウイルスの侵入を防ぐフィルターの役割を果たすとともに、喉の湿度も保っています。
鼻毛のお手入れをするときは、入り口の見える部分だけを切るようにしてください♪
【看護師の風邪予防法】まとめ
今回の記事では、「看護師の風邪予防法」についてご紹介しました。
再度、重要なポイントを確認しておきましょう!
全部のことを一度に始めるのは難しいので、基本編から取り入れてみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました♪