こんにちは、看護師5年目のてんちゃんです♪
現在私は、整形外科クリニックで働いています。
- ●4年制大学の看護学部を卒業
- ●大学病院へ就職し、3年間勤務
- ●看護師4年目の時にクリニックへ転職
- ●現在は看護師1人体制の整形外科クリニックで勤務中
せっかく大学の看護学部を卒業したのに、クリニックで働くなんて勿体無いように感じるなぁ。
確かに、高い学費と多くの時間を費やして大学を卒業したことを考えると、病棟でバリバリ働いた方が良いのではないかと思いますよね。
しかし、病棟勤務は身体的にも精神的にもしんどい場面が多く存在します。
そこで!
今回の記事では、以下のようなお悩みを解決します。
大卒看護師の方で、クリニックへの転職を考え中の方は、ぜひ参考にしてください♪
「看護師1人体制のクリニック」での勤務について、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ↓
【大卒看護師】クリニックと大学病院の給料の差は〇〇万円
まず初めに、私が現在働いているクリニックと、以前勤めていた大学病院での給料を比較してみましょう。
クリニックの給料
今回は、実際に私がいただいているお給料を参考に説明していきます。
これらの条件を踏まえて、さっそくお給料を見ていきましょう!
私がクリニックへ転職して、初めて満額いただいた時のお給料です。
上の画像は、総支給額のため、手取りではありません。
ここから、健康保険料・厚生年金保険・雇用保険料・所得税・住民税などが引かれていきます。
その結果、実際に銀行に振り込まれる手取りの金額は、226,000円。
この金額を見て、どのように感じましたか?
私は、残業も夜勤もない割には、結構もらえているなぁと思いました。
大学病院勤務時代の給料
続いて、大学病院に勤務していた頃のお給料を見てみましょう。
大学病院で勤務していた時は、残業時間や夜勤の回数などでお給料に差がありました。
そのため、看護師3年目の1年間でいただいたお給料のおおよその平均値で示させていただきます。
夜勤や残業代がある分、総支給額はクリニック勤務よりも少し高くなっていますね!
こちらからも、健康保険料などの項目を控除してみます。
すると、手取りの金額は、250,000円。
クリニックで働いている現在の手取りよりも、24,000円多くもらえていたようです。
夜勤も残業もあって、これだけの差しかないんですね…。
夜勤手当が多くもらえる病院だったら、もう少し手取りが多くなると思います。
【大卒看護師】大学病院からクリニックへ転職して感じた不満3つ
クリニック勤務と大学病院勤務の給料の違いがわかったところで、「クリニックへ転職して感じた不満」を3つ、紹介していきます。
残業がないので給料が増える月がない
私が働いているクリニックでは、残業時間がほとんどありません。
そのため、「今月はいっぱい残業したから、給料が多いぞー♪」と喜べる時がないのです。
毎月もらえる給料明細には、いつも同じ金額が記載してあります。笑
安定して同じ金額の給料が振り込まれることは安心感がありますが、お金を稼ぎたい欲の強い人には物足りないかもしれません。
クリニックの売上によってボーナスの金額が激しく変わる
クリニックは病院ですが、存続させるためには収益ももちろん大切です。
小さな個人クリニックでは、患者さんの来院人数や処置の内容によって、売上が大きく変わります。
それらは当然、クリニックで働いているスタッフの給料やボーナスに直接影響してきます。
季節や天気、感染症の流行などの要因により、病院の売上が下がってしまうと、想像していた金額のボーナスがもらえないことも。
この部分は、大きな病院の方が比較的安定しているのではないかと思います。
看護大学卒でも専門学校卒でも、給料に違いはない
病棟で勤務していた時には、大卒と専門学校卒では基本給などに差がありました。
しかし、現在働いているクリニックでは、全く関係ありません。(泣)
高い学費を払い、多くの時間を費やして看護師になった「大卒看護師」にとっては、不満に思うポイントの一つと言えるでしょう。
【大卒看護師】大学病院からクリニックへ転職してよかったこと3つ
大学病院からクリニックへ転職して感じたことは、不満だけではありません。
転職してよかったところもたくさんありますので、ぜひ紹介させてください!
夜勤のない規則正しい生活を送れるようになった
これは、私がクリニックへ転職してよかったと感じる1番のポイントです!
夜勤をしていた頃は、よく体調を崩して仕事を休む日もありました。
しかし、クリニックへ転職してからは、体調不良で仕事を休んだことは1度もありません♪
仕事以外のことを考える余裕が出てきた
大学病院に勤めていた頃は、仕事が忙しく疲れ切っており、休みの日は家でゴロゴロしていることが多かったです。
現在は、「ブログを書こう!」と思えるほどの余裕があるので、自分でも驚いています。(笑)
毎日美味しいご飯を作ったり、部屋のインテリアを変えてみたり、余裕のある毎日はとっても楽しいし充実していますよ♪
彼氏や旦那さん(土日休み)との時間を大切にできる
クリニックは、日曜日・祝日が休みのところが多いので、サラリーマンの彼とお休みが被ります♪
私は同棲しているので、2人とも仕事が休みの日曜日には、一緒にお出かけをして過ごしています。
生活のリズムが合わないと2人の間にすれ違いが起きやすいので、結構重要なポイントです!
【大卒看護師】クリニックへ転職した時の周りの反応
続いて、私が大学病院からクリニックへ転職した時の周りの反応をご紹介します。
肯定的な反応
- ○夜勤もないし働きやすそうでうらやましい!
- ○私もクリニックに転職しようかな!
- ○応援するよ!新しいところでも頑張ってね!
- ○身体的な負担を考えるとクリニック勤務って理想的だよね!
私がクリニックへ転職すると話した時、同期や友達からの反応は、肯定的なものが多かったです。
クリニックでのゆったりとした勤務には、憧れる人も多い印象です♪
否定的な反応
- ●まだ3年しか大学病院で働いていないのに、もうクリニックへ転職するの?
- ●せっかく大学を卒業したのに、クリニックで働くなら専門学校でも良かったのでは?
- ●クリニックに行ったら、看護師として成長できないよ
このような否定的な反応は、職場の上司や家族から出たものでした。
ごもっともな意見なので、ぐうの音も出ません…。
学費を払ってくれた両親に申し訳なく思うのは事実です…。
大学病院からクリニックへの転職は成功だったのか?
お給料や仕事内容などを全て考慮した上で、クリニックへの転職は成功したと言えるのでしょうか。
これは、私の個人的な意見となりますが、100%成功したと思っています♪
理由は以下の通りです。
大学病院と比べて、クリニックで修得できる看護技術は少ないことは確かです。
しかし、クリニックで働き始めてから得た知識もたくさんあります!
クリニックで働く看護師だって、立派な看護師です。
夜勤がつらいと感じている人には、クリニック勤務はとってもおすすめです♪
【大卒看護師がクリニックへ転職】まとめ
今回の記事では、「大卒看護師がクリニックへ転職した時の給料の違いと不満」についてご紹介しました。
再度、重要なポイントを確認しておきましょう!
今回の記事を参考に、自分の心の声に耳を傾けて、自分が働きたい職場を選んでいただけたら嬉しく思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました♪