2024年に出産し、一児の母となりました!看護師のてんちゃんです。
私は身長が148cmしかないため、妊娠が分かった時に一番不安に思ったことは・・・
『下から産めるのかな?』ということ。
今回は、妊娠経過とともに、どのような流れで下から(=経膣分娩)産むことになったのかをお話ししていきます。
妊娠発覚!初めての産婦人科受診
生理の予定日から3日が過ぎた頃、いつもと違う体調の変化を感じて妊娠検査薬をしてみました。
すると、うっすら陽性反応が・・・!(妊娠するために気をつけていたことや妊娠発覚までの体調など、詳細は別記事へ)
本来は生理予定日から1週間後に使用するタイプの妊娠検査薬であるため、1週間過ぎてから再び検査をすると、くっきりと陽性のラインが出ました。
初めての妊娠でどうしたら良いかわからず、ネットで調べてみると、あまりに早すぎる受診ではエコー検査で何も確認できない場合があることがわかりました。
そのため、生理予定日から16日後に病院を予約して受診することに。
少し時間を置いてから受診したので、赤ちゃんの心拍も確認できるかな?と少し期待していましたが、胎嚢しか確認できず。
2週間後に再び受診して、そこで無事に心拍の確認をすることができました。
現在、私は東京に住んでいますが、里帰りをして地元で出産しようと決めていました。
そのため、里帰りをする34w頃までこちらのクリニックでお世話になることに。
『赤ちゃんはしっかり成長してくれるかな?』
『お腹の中が狭くて苦しくなったりしないかな?』
『もしかして帝王切開になるのかな?』
身長が低いこともあって、かなり不安に思っていました。
でも、まずは赤ちゃんが順調に育ってくれるように願うことにしました。
里帰り出産をする病院を受診
出産する予定の病院は、里帰りまでに1度受診しておく必要がありました。
ありがたいことに、ここまでは私の体も赤ちゃんの成長も順調。
私の身長が低いことが赤ちゃんの成長に影響しないかな?と不安でしたが、なんと赤ちゃんは胎児発育曲線の上の方にいました!
それもそれで下から産めるのかな?と不安・・・(贅沢な悩みですね)
里帰り先の病院を受診した際に、帝王切開になりそうなのか、ズバリ質問してみました。
先生の返答は、『今はなんとも言えません。もう少し出産予定日に近くなってきた時に、必要であればレントゲン撮影をして確認することになります』とのこと。
看護学生だった時、母性の授業で『骨盤計測器』を使用して、自分の骨盤は赤ちゃんが通れるだけのサイズがあるのかを測ってみよう!という演習があったことを思い出しました。(使用した器具は下の画像のようなものです⇩⇩⇩)
妊娠したらこの器具で骨盤のサイズを測るんだろうなぁと思っていたので、いきなりレントゲン撮影なの!?とびっくりしました。
妊娠中のレントゲン撮影はなるべく避けたいな・・・と思いましたが、頑張って陣痛に耐えていざ出産!となった時に「下から産めないサイズでした〜」では危険すぎるので、私の身長ならほぼ確実にレントゲンを撮るだろうなと覚悟を決めました。
里帰り&出産間近の妊婦健診
順調な妊娠経過をたどり、ついに妊娠34wを迎えました。
ここからは、出産をする里帰り先の病院で妊婦健診を受けることになります。
妊娠発覚からお世話になった病院の先生からは、『お母さんの身長が低めなので、もしかしたら早めに産みましょうと言われるかもしれませんね』と言われて送り出されました。
36w5dの時点で、胎児体重は約2,300g。
妊娠初期〜中期頃は大きめBabyでしたが、だんだんとやや小さめBabyになっていました。
里帰り先の医師からは、『赤ちゃんはきちんと生まれてこれるように、お母さんの体型に合わせて成長するんだよ〜』と言われました。
私のせいで赤ちゃんは小さめなのか・・・と少し申し訳ない気持ちになりました。
続けて、『もう生まれてきても良い頃なので、積極的に歩くようにしてください。早めに産んだほうが絶対にラクですよ』と言われました。
レントゲン撮影について何も説明がなかったので確認すると、特に必要なさそうな感じで、必要あれば撮影します〜という感じでした。
本当に撮らなくて大丈夫なのか?とすごく不安でした。
ついに出産!
37w5dの検診では、約2,450gになりました。
子宮口は1cm開いていると言われましたが、引き続き頑張って歩くよう指示されました。
この妊婦健診でもレントゲンを撮ることはなく終了。
本当に大丈夫なのか?と思いつつも、先生たちを信じるしかありません。
それから6日後、家にいるときに破水して、入院することに。
ついに、分娩が始まります。
この時の私には、『陣痛に耐えて頑張って出産をすること』以外に何も考える余裕はありませんでした。
助産師さんの指示に従って、必死に下からのお産を進めていきます。
初産の割には分娩が進むのが早く、陣痛開始から5時間程度で無事に下から出産することに成功しました!!
生まれた赤ちゃんの体重は約2,700g!
38w5dで生まれたのもあり、少し小さめではありましたが、これ以上大きかったら難産になっていたかも・・・と私は思います。
ちなみに会陰は切開してもらいましたが、肛門近くまで裂けました。
この傷を縫合する時がとにかく痛かった( ; ; )
詳細は別記事(出産の記録)にまとめますので、気になる方はご参照ください。
まとめ
私は身長が148cmしかない低身長ママですが、正期産に入ってから約2,700gの赤ちゃんを経膣分娩で出産することができました!
周りの知り合いを見ていても、私より身長の低い人でも経膣分娩で出産していますし、逆に身長の高い人でも骨盤と赤ちゃんのサイズによっては帝王切開になることがあるようです。
帝王切開になるリスクが気になる方は、ぜひ通院している産婦人科の医師に確認してみてください。
帝王切開でも、経膣分娩でも、無痛分娩でも、赤ちゃんへの愛情は変わらないですし、母子ともに最もリスクの低い方法で無事に出産できることが1番かと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆